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気まぐれに書評とか。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「学生時代にしかできないこと」と「学生時代にやるべきこと」

「学生時代にしかできないこと」って、ないといわれるけど、実はひとつだけあるんだな。 卒業して思うけど、それは「学問」だ。しかも、ホンモノの学問の方。つまり、研究である。 研究とは、文系で言えば資料をかき集めて自らが設定したひとつの問題に対し…

『プラグマティズム』

さて、少し前に読んだ本なのだが、3月中になんとか書評を書きあげねばと思っている哲学書が何冊かあるので、皮切りに書きたいと思う。 プラグマティズム (岩波文庫)作者: W.ジェイムズ,W. James,桝田啓三郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1957/05/25メデ…

哲学って

哲学って、難しいと一般の人から言われるけど、結局昔から哲学者がウンウン頭を悩ませている話題は大雑把に言って以下の2点だけ。 世界はどのように成り立っているのか そのような世界で、私たちはどう生をまっとうすべきか この視点で読むと、哲学書はだい…

『経営者の条件』

by、ピーター・ドラッカー。 ドラッカーは経営学の世界では実はほとんど出てこなくて、海外の経営学者もあまり評価してないという話を前にどこかで聞いたことがある。たしかに、ドラッカーはデータに基づいて普遍的な法則を導こうとしたタイプの学者ではない…

『ファウスト』byゲーテ

ゲーテを読んでいる。『若きウェルテルの悩み』は、2年前くらいに読んだ。しかし、ゲーテの感情を理解することができなかった。ついで、『ファウスト』も今読んでいる。第一部が終わった。しかし、ゲーテの感情を理解することができなかった。 「よくわから…

シングルトンパターン

Javaのお勉強中におもしろいものを見つけたので適当に書いておきます。シングルトン(オブジェクト)パターンといい、簡単に言うとオブジェクトをひとつだけ生成することを行うデザインパターンのことのようです。 実際の挙動では、 getInstance()パターンで一…