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気まぐれに書評とか。

2013-10-30から1日間の記事一覧

『アナーキー・国家・ユートピア』

ロバート・ノージックが1974年に出版した、『アナーキー・国家・ユートピア』。 私が読んでいて感じた論点は、以下のとおりだった。(まだ読みかけの段階なので、正確さにはかけると思われる。) 所得移転は必要か。 必要ならば、国家はどのレベルで所得移転…

【書評】『中国という大難』

日本では何かと批判の対象として報道されることの多い中国。もちろん、日本の報道の仕方では絶対に中国の本当の姿は見えてこない。批判によって本質的な問題点がひた隠しにされている日本のやりかたでは、間違いなく中国との付き合いはうまくいかない。 たし…